このブログについて

ブログの目的

はじめまして。「と~みふた」と申します。
海上自衛隊のファンをしており、少なくない海上自衛官の方との交友があります。海自を陰ながら応援する身として、海上自衛官の皆さまのためになることをしようと考え、このブログを立ち上げました。

このブログの目的は2つあります。

  • 第1に、より多くの方に海上自衛隊について知っていただき、質の高い入隊者を増やすことです。
    • 海自の方と話していていつも話題になるのが人手不足。近年、海自は広報を大きく改善してきましたが、なおも志願者の減少に歯止めがかからないといいます。また、海自の業務特性に適合しない人が深く考えずに入隊し、すぐに辞めてしまうという、お互い不幸にしかならない話もよく耳にします。
    • このブログでは、海自の魅力とともに、公式の情報発信ではなかなか出てこない負の側面についてもしっかりお伝えして、志願者やその家族の方が納得した上で入隊できるようにします。
  • 第2に、現に海上自衛官として働いている方々に必要な情報提供をすることです。
    • 特殊な働き方故に、海上自衛官向けのお役立ち情報はそう多く出回っていません。
    • 海上自衛官としての技能向上や、資産形成・結婚・子育てなどの人生設計をサポートして、よりよい人生を歩むお手伝いをします。

海上自衛隊へ入隊すべきか、しないべきか。入隊するならどのように働くべきか。もしくは、今海上自衛官をしている人なら、続けるべきか、辞めるべきか。辞めるなら、何をしなければならないか。
日々直面する人生の選択肢に絶対の正解はなく、むしろ失敗することの方が多いくらいです。しかし、正しい情報を手に入れて、熟慮して、自分で決心して行動したとき、その選択は正否に拘わらず納得のいく人生の礎となっていきます。このブログが皆さまの納得のいく人生の手助けになれば、何よりです。

ブログの運用方針

このブログでは、架空の護衛艦「ひとなみ」を舞台に、悩める中堅管理職、水雷長 遠見1尉が他の乗員などと会話をする形で、次のような情報を発信します。

  • 海上自衛隊や護衛艦の紹介
  • 海上自衛官の業務内容やライフスタイル
  • 職業選択としての海自のメリット/デメリット
  • 入隊予定者や新入隊員へのお役立ち情報
  • 資格取得や技能向上に関する情報
  • 資産形成、婚活、子育てなどのお役立ち情報

登場人物は架空の者であり実在する人物とは関係ありません。ただし、実在の隊員の方から聞いた話・意見に脚色を加えたエピソードを用いることがあります。登場人物の発言内容は、遠見1尉のものも含め、必ずしも筆者の意見と一致するものではありません。

なお、念のために述べますと、当ブログは一個人が独自に運営しているものであって、防衛省・海上自衛隊など、あらゆる公的機関は運営や記事執筆に関与していません。そのような公的機関から、記事の内容についていかなる認定も受けておりません。

皆さまへのお約束

このブログでは次のことをお約束します。

  • 「提灯記事」あるいは「海自ディス」を書かない(笑)。
    • 私は海上自衛隊が好きです。が、同時にその悪いところも、たくさん知っています。
    • 魅力を語るにしても、問題点を語るにしても、思いが先走れば一方的な内容になりがちです。しかし、あらゆる物事には表と裏があるもの。一方的な内容とならないよう、厳正な注意を払います。
  • 「職務上知り得た秘密」を書かない。
    • 私は、軍事関係の資料を読み漁ることに加え、多くの海上自衛官と親交を持ち意見交換をしているので、装備品の能力や使い方、部隊の実情などに関して、比較的知っている方であると自負しています。時として、様々な情報を組み合わせていくことで、本来部外者が知るべきでない情報、つまり海上自衛官が「職務上知り得た秘密」を類推できてしまうこともあります。その場合、無闇にブログに掲載することで、国益を損なったり、現職の方々にご迷惑をおかけすることは本意ではありません。
      「正しいかどうか」に加えて、「掲載して問題ないのか」を常に考えて情報発信します。(基本的に、一般的な書籍や雑誌等に掲載されていることが確認できないなら発信しません。)
    • 付け加えますと、私はスペックについて語るのがあまり好きではありません。ミサイルや魚雷の射程が何マイルで速力が何ノットなのか、搭載弾数は何発なのか、よりも、何故その武器が装備されているのか、どのように使われるのか、の方に興味があります。
  • 虚偽の内容を書かない。
    • 事実と異なる内容を記載して、読者の皆さんの正常な意思決定を妨げることはしません。
    • 入隊者を増やすこと目標に掲げていますが、「騙して入れる」ような手は決して使いません。納得して入隊してもらうためには、時として志願者を減らすような内容でも情報発信します。
  • 特定の国家・民族・集団に差別的な内容を書かない。
    • テーマがテーマなので、特定の国や集団に反感を持っている人が集まりやすい傾向にあります。しかし、そうした差別的内容を記載することは個人的な信条に反するためしません。
    • また、論理を飛躍して他者を侮蔑することは、思考を曇らせ正常な意思決定を妨げます。入隊する方も、一般の方も、努めて冷静に情勢を見ていただきたいものです。